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機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ レビュー・感想 [アニメ 総括評価・レビュー・感想]

  機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ  レビュー・感想
    2007年  ブレインズ・ベース制作  全26話
  ” つよくなれたのは、君と邂逅えたから ”
 子供の頃 『戦争なんてアホらしい、各国の代表がタイマンで決着つけた方が、楽だし被害少ないよな』
なんて、思ってた事を実際にやらなくちゃいけなくなった世界のお話…… ガン〇ム・ファイトじゃないですよ ^^;
 ↓↓↓ 
 このアニメの最大の売りはロボットである、ギガンティック・フィギュアでしょうか。
12体(動かないクロノス0を入れれば13体)を、それぞれ13人の著名なデザイナーがデザインしています。
この事によって、それぞれデザインのまったく違うロボット同士の(スパロボ的な)戦いが演出されてます
ロボはカッコイイです。モビルスーツやモーターヘッド的なやつもいれば、鉄人チックなやつまで、様々です

 しかし、せっかく3DCGで描かれたカッコイイロボも、動かなければ魅力半減でしょう
遠距離でドンパチやるシーンが多かったり、使い回しのシーンがあったりと、残念な部分も多々見られます

 キャラデザに関しては、好き嫌いの分かれるデザインですね。私は好きな方ですが
作画もキャラデザのせいで、崩れてるように見える所もありますが、纏まっていて綺麗な部類です。

 シナリオについては、物語の性質上、各国のロボがトーナメント的に戦うため、1回戦の別カード(主人公の係らない戦い)が発生します。それらを見せるために、『共鳴感応システム』を使って主人公達を他国のパイロット達に精神シンクロさせて、他国パイロット達の過去や思いなどを見せるような手法を取ってます。

 この手法は、功罪両方ありますね。成功した点は、本来スルーでOKな所を深く掘り下げる事によって、
他国パイロットも魅力的に描かれることです。
失敗した点は、せっかく掘り下げて魅力を引き出したキャラも、負けたらもはや出番無しな点……
せっかくの、カッコイイロボと共に負けたらハイそれまでよ……もったいない
さらに、ストーリーの本筋じゃない所に尺を取ることよって、物語の流れが悪くなる事ですね。

 このアニメは、制作側の『やりたい事』と『やらなくちゃいけない事』が合っていない印象を受けました。
各国の思惑や陰謀、日本とアメリカの関係や密約などダークな設定等を用意しながら、生かしてなく
さらに、ヒロインに過去の男の陰をまとわせる等、明らかに大人向け。しかし、放送時間は夕方……
なら、主人公達の年齢下げて、最後は王道ハイパーインフレの超展開でOK! みたいな (´Д`)

 まとめると、今二つくらい足りない感じですね。設定などもどっかで見たような物が多かったし
ただ、各パイロットとトランスレータの人間ドラマとか、ラスト付近の子供だましな超展開(実はこうゆうの大好きです)とか、見所もある作品です

   オススメ度 6  
カッコイイロボが好きな人 陰のあるヒロインが心を開くシチュが好きな人 いがみ合う仲間がわかり合うシチュが好きな人 等にオススメ
機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 1 [DVD]
 


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