ZEGAPAIN -ゼーガペイン- レビュー・感想

　　　　ZEGAPAIN -ゼーガペイン-　　　レビュー・感想です
　2006年　サンライズ制作　全２６話　　ゼーガペイン公式HP　→　http://www.zegapain.net/top.html
　” 消されるな、この想い 忘れるな、我が痛み ”　この言葉を覚えておいて下さい。

　シナリオ・構成が非常に良く練られていて、続きが気になるタイプの作風です。
中盤から謎が解け始めると、一気に引き込まれます。さらに物語も二転三転して飽きません。
逆に序盤は伏線だらけで、わけがわからず、６話あたりから面白くなってくるのですが、１～５話は本当に苦痛。
ですが！全編見終わった後の２周目は１～５話も面白く感じるほど、巧妙に伏線が張ってあるので、我慢です。
物語が動き出し、伏線が回収され始めれば、序盤の不満など吹き飛ぶでしょう。

　非常に作りこまれた世界設定で、切ない話が多いです。
謎が謎を呼び、徐々に明らかになる世界の絶望に立ち向かう主人公！！ な感じが好きな人にオススメ
とゆうか、ロボットアニメに抵抗無ければ一般人にもオススメできる秀作です
逆に ロボット目当ての人は要注意です ロボット及び戦闘シーンは、かなりショボイですよ。。。

　では、もう少し突っ込んだレビュー・感想 OP/EDムービー等は下の続きを読むから
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　まず、この作品の致命的な弱点は、『ロボがカッコ悪い』 これにつきます。
3DCGで描かれたロボは、動きがモッサリ、使い回しシーン多すぎ、デザインも魅力無し何故か半透明チックで単色とか、悪い所をあげればきりが無いですが、シナリオ構成・音楽が抜群に良いだけに、かなり足を引っ張ってます
　　
　キャラクターは突拍子も無いキャラなどは居ません、ごく普通の性格をしたキャラばかりです。悪く言えば無個性。
ですが、世界設定が特殊な為、このキャラ設定により主人公達をかなり身近に感じることが出来、これによって世界の特殊性が際立つような演出がされています
　主要キャラは個性は弱いですが、キャラ付けはしっかりされており、ミナトの擬似ツンデレなどはGOODです

　まとめると、ロボがカッコ悪い、戦闘ショボイなど減点要素はありますが、それを補って余りあるほどシナリオ構成が良いです。音楽もかなり良くEDテーマが違う回があったりと、演出が抜群です。
『消されるな、この想い 忘れるな、我が痛み』 この言葉が理解できた時、この物語の真髄を知り得ます。
序盤は我慢してでも、1度は観ておきたいアニメだと思います。

　　　　オススメ度　9 点
　





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タグ：レビュー 感想 アニメ ZEGAPAIN ゼーガペイン