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true tears レビュー・感想 [アニメ 総括評価・レビュー・感想]

 true tears トゥルー ティアーズ レビュー・感想
 2008年 P.A.WORKS制作 全13話 公式サイト → http://www.truetears.jp/
 『私…涙、あげちゃったから』 『ちゃんと言って、ここに書いて』
 『あなたが好きなのは私じゃない』
 
 ごく普通の等身大学園ラブストーリーです。
田舎が舞台で、登場人物も少なく、非常にこじんまりとした作品です。
しかし、登場人物の少ない分、主要キャラの心情をかなり掘り下げて描いていて、好感を持てます。
特に、セリフまわしが絶妙で、印象に残る名台詞が多数ありました。

 シナリオは、よくありがちな三角関係や矢印的な片思い系で、目新しさなどは感じません。
ですが、全13話でテンポがよく、また構成の巧みさもあって、非常に続きが気になってしまいます。
特に、次回予告や各話の表題が巧くて、すぐに続きが見たくなってしまいました。 ^^;

 作画はとにかく綺麗です。細部に渡り書き込まれ、カット割も秀逸です。
恋愛物の宿命で、どっちつかずの主人公ですが、最後はきちっと〆るし、ヘタレ主人公が苦手な人も許容できると思われます。

 学園恋愛物としてかなり良く出来ていて、音楽作画共にクオリティ高いので、このジャンルが好きな方は一見の価値ありです。
観終ったら、ぜひドラマCDも聴いてみて下さい。後日談的なものですが、凄く良い話になってます。

 では、もう少し突っ込んだレビュー・感想 OP/EDムービー等は下の続きを読むから
  ↓↓↓

 キャラクターに関しては、変に視聴者に媚びた、いわゆる萌えキャラは出てきませんね。
比呂美なんて幼馴染なのに、物凄くそっけないですよ… 幼馴染でこのキャラ設定は珍しいかも?
ですが、作画の綺麗さやキャラデザの可愛さもあって、ヒロイン達は皆可愛いです。

 このタイプの恋愛物は、『主人公が誰と結ばれるか?』って所を引っ張る為に終盤主人公にイライラさせられます。
この作品もその例にもれず、終盤ヤキモキします。しかも表現に失敗していて、中盤までのテンポの良さが失われてしまいました、特に12話が顕著でしたね。まあ、それも最終話の伏線と考えればOKですが。

 この物語の終わりとして、最終話はかなり綺麗な終わり方ですが、
やはりこのタイプの作品では、選ばれなかったヒロインが好きだった方にとって納得いかない部分が残ります。
しかし、この作品にはドラマCDが用意されていて、それが非常に良い出来になってます。
ドラマCDを聴くことによって、この物語が完結すると考えても良い位な出来ですよ。

 まとめると、学園恋愛物としてかなりの秀作に仕上がっています。
作画がとにかく綺麗で、音楽もOP/EDテーマ共に良い出来ですし、全13話では描ききれなかった、登場人物の成長などもドラマCDで解決しています
ドラマCD部分が映像化されていれば、完璧でしたね。

 オススメ度 8点 (ドラマCD部分が映像化されていれば9点)

TVアニメ「true tears」ドラマCD

TVアニメ「true tears」ドラマCD

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD
true tears vol.2 [DVD]

 
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