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東京マグニチュード8.0 10話 「おねえちゃん、あのね」感想 (ネタバレ注意) [アニメ 各話の感想 2009年終了作品]

東京マグニチュード8.0 第10話 「おねえちゃん、あのね」感想です。
ようやく辿り着いた成城、そこで再会した級友から両親が無事な事を告げられる。そして、母がいるという母校へ…
『繰り返される余震により家屋の倒壊など二次災害の被害が拡大する恐れがあります。』
『やもうえない事情がない限り、立入禁止区域、危険箇所には立ち入らないよう、厳重な警戒をお願いします。』
『そして、風評などに惑わされないよう、正しい情報を…… 』
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ついに、この時が… 覚悟は出来ていたとはいえ…
作中の未来と同じタイミングで涙が出てきました… 悠貴君安らかに… まずは動画からです。

10話 「おねえちゃん、あのね」MAD 使用曲 「さよならのかわりに」


悠貴が死んだ時の描写が8話と違いましたね。って事は手術うんぬんは未来の夢って事かな?
本当は手術すら行われなかったって事か…
今回、8話で意図的に隠した情報の開示をすると思っていたのだけど、その辺は想像にお任せですか…

少し想像してみると、救急車で運ばれて未来が光を浴びて真っ白になるまでは現実。
で、救急で運ばれる → トリアージで赤 → 緊急に治療が必要 → 救命に現況以上の救命資機材・人員を必要とし救命不可能 → トリアージ黒… って流れなのかな?
真理がくってかかっている描写があるので、碌な治療もしていないと思われます。
うちのブログにコメントして下さった方によると、クラッシュ症候群の治療(血液浄化療法)には大量の水や輸液、それに伴う設備が必要なので、被災現場での治療は難しいようです。
それで、トリアージカテゴリー0である『黒』タグが付けられたと… そして、死体安置所…

もう少し詳細に描写してほしい気もしますが、クラッシュ症候群やトリアージ、地震対策なんかを
このアニメがきっかけで、グーグル先生やみwikiさんに聞きまくったので、その辺がこの作品の狙いなのかな?

イツキ君、みゆきち先生だったんですよね。完全に忘れてました! つか、イツキ母もみゆきち先生!?
多芸すぎます… 相変わらず、すごい才能ですね。

今回非常に残念な事は作画がかなり崩れていた事ですね。
連続のアニメ作品では最終話近くに作画が崩れる事が多々あるのですが…(最近の例はドルアーガ2期)
作品も大詰めで疲れも溜まっているのは分かりますが、もう少しがんばってくださいよ!

私の今の最大の疑問は悠貴は霊だったのか?幻だったのか?ですね。
9話の表現だと未来が見ている幻で、行動を起こすきっかけにしている様に感じましたね~
例えるなら 『アイツが生きていたらこうしたはずだ』 的な心理で。 グレンラガンのシモン → カミナみたいな。
ただ、今回の10話だと、完全に自立して動いていて、霊的なものと考えた方がしっくりくるし…どっちなんだ??

次回が最終回 「悠貴へ…」 携帯のくだりがくるのかな… 涙なしには見られない…
EDがまったく変わっていないのにも係らず、8話から受ける印象がまったく変わりました… なんか涙が…

最後に みwikiさんにトリアージについて聞いてみたので、参考までに張っておきます。

黒 (Black Tag) カテゴリー0
死亡、もしくは救命に現況以上の救命資機材・人員を必要とし救命不可能なもの。
赤 (Red Tag) カテゴリーI
生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置が必要で救命の可能性があるもの。
黄 (Yellow Tag) カテゴリーII
今すぐに生命に関わる重篤な状態ではないが、早期に処置が必要なもの。
緑 (Green Tag) カテゴリーIII
救急での搬送の必要がない軽症なもの。

搬送や救命処置の優先順位はI → II → III → 0となる。特に黒タッグはその被災者にとって唯一の診療録となり、後に遺族や警察・保険会社などが参照するものであるから、一目で死亡と分かる状態でも被災状況・受傷状況などを記載しておくべきである。 (Wikiより抜粋)

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関連記事リンク 東京マグニチュード8.0 OP/ED 動画 7話 「夏の夕暮れ」感想 8話「まっしろな朝」感想
9話 「今日、さよなら」感想


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コメント 4

usub

こんにちはusubです。

私も悠貴は霊だったのか?幻だったのか?のかと言う点は気になりました。

そして結論はどちらでもない生き霊だったのではないかと思っています。

その根拠としては

1 ヘリが来た時のハットした表情 (8話)
  未来の幻影であればそんな表情の変化はない。

2 真理の子供 ヒナと母親を生きていると確信し探し出した。(9話)

3 悠貴君の友達のイツキ君と未来を救った。
  イツキ君の家での余震の際、場所を移動させ二人を救っている。(10話)

4 イツキ君には見えない事を気づかせない様に姿を消している。(10話)
  イツキ君と未来を救った際はしかたなく告白。

悠貴は未来を無事に家にたどり着くまで生き霊のままついて行った。

そして霊でなく生き霊の根拠として、まだ悠貴君生存のシナリオを想定しています。

 8話で「あれ?」
 9話で「もしかして?」
 10話で「やっぱり!」

といった演出で最終話でどんでん返しを狙っていますよ。

生存のシナリオは真理と医師が交わした空白の会話を埋める事でまだ可能です。

病院へ搬送後トリアージタグを赤から黒に変えた医師に真理がくってかかってした抗議(10話)

 真理:どうゆう事なんですか?

 医師:残念ですがクラッシュ症候群を発症していて、この病院では手の施しようがありません。
(トリアージタグを黒に変える際、医師が末梢神経(指)の麻痺確認を行っています)

 真理:さっきまで元気だったんですよ。

 医師:クラッシュ症候群は発症するまでは普段と変わらないんですよ。

 真理:ここで治療はできないのですか?

 医師:治療には人工透析が必要ですが、それには大量のRO水が欠かせないのです。ただ水道が止まっていて・・

 真理:他に方法はないんですか?

 医師:被災していな病院に連れて行けばなんとかなるのですが、ただ、移送用のヘリが明日まで来なくて・・
(ヘリで移送の場合のトリアージタグは黒になります)

 真理:とにかくどうにかして下さい!

 医師:分かりました最善を尽くします。。。ただ、覚悟はしていてください。

 その場に泣き崩れる真理・・・


処置後の会話のシーン(8話)

 医師:手を尽くしましたが治療にはやはり人工透析しか方法がありません。
    明日朝ヘリで移送しますが、他にも移送が必要な患者さんがいるため、ご家族は同乗できません。


次の日の朝、真理が移転先病院の移送書類を受け取り、そしてヘリ到着のシーンへ

 ヘリの音でハッとする悠貴:自分の体に戻らなければいけないのかな?でも、おねぇちゃんが心配だからこのままついて行こう。

 真理:あのヘリで悠貴君は運ばれるのか間に合えばいいけど。(ヘリを振り返るシーン)

 ヘリへ搬送される患者(ストレッチャーには大人と子供のシーン)

いずれにせよ見落とされがちなヘリ到着のシーンはこのアニメのポイントになっています。


そして最終話の展開予想は

 悠貴はもう死んでしまったと思って落胆した未来の所に真理がリックを持ってやってくる。

 リックの中の携帯を確認すると様々な伝言が・・・そして最後に

 悠貴からのメッセージが伝えられる。

 「おねぇちゃん ・・・」


 滝川アナウンサー「家族へのメッセージは?」

 そういえばEDの曲にも「メッセージ」のことばがありましたよね。

by usub (2009-09-13 07:31) 

rainman

usubさん、こんにちは。
生存派の貴重なご意見、参考になります。
携帯電話に関しては私も悠貴のメッセージが入っていると思っていますよ。

ただ、ひとつ訂正しておきたい点があります。
トリアージカテゴリー0である黒タグについてですが、
黒が付けられた患者に対し、救命措置は一切行われません。
もしヘリで移送し救命の可能性があるのなら、タグは赤です。
これはトリアージ(命の選別)の基本理念であり鉄則です。
その点、誤解なきようお願いします。
by rainman (2009-09-14 06:34) 

usub

クラッシュ症候群の可能性がある場合のトリアージは赤になります。
ただ、クラッシュ症候群を明らかに起こしている場合は、
2つの選択種が生じます。
つまり、院内での治療が可能もしくは広域移送がすぐに可能な場合は赤
広域移送時間が病床の進行に間に合わないと判断された場合は黒
となります。

黒は何もしない状況ではなく、このままでは何もできない状況でです。
(救命に現況以上の救命資機材・人員を必要とし)


by usub (2009-09-15 21:29) 

10話の演出

最近、このページを見つけました。
悠貴が霊魂なのか?、とのことですが。
実は、制作者サイドでは決めていません。
姉を心配する悠貴が霊として姉を導いたのか、
姉が自分の精神の崩壊を防ぐ為に無意識に生み出した幻覚だったのか。
制作者サイドは視聴者の感じ方に任せたんです。
by 10話の演出 (2013-04-17 18:54) 

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