東のエデン 劇場版1 ～The King of Eden～ レビュー・感想

映画 東のエデン 劇場版Ⅰ ～The King of Eden～ 評価・レビュー・感想です。
2009年　Production I.G制作　劇場公開作品 82分　公式サイト → http://juiz.jp/special/index.html
劇場版 東のエデン 全２部作の前編です。

『俺は、ずっと… 君と旅した場所にいます』
『もう少し、口の利き方をわきまえた救世主たらん事を』
『そうね… あれ以来、ジョニーは1本も狩っていないわね…』
『今後も、ツージーがカッティングエッジな救世主たらん事を』


地理的には新宿の方が近かったけど、折角なので…
” 豊洲の滝沢君の家 ”で見てきました！ ＼(^o^)／
滝沢の家（アーバンドック ららぽーと豊洲） → http://toyosu.lalaport.jp/

ここで映画を見るのは初めてなので断言は出来ませんが、映画館は３話で咲が映画を見ていた所そのままですよ。滝沢の居た、映写室の窓とかもそのまんまｗ 椅子とかもｗ
外部も細部はさすがに違いますが、VIPルームへ続く階段とかあったし、映画を見る前からテンション上がりました。
アクセス圏内の人は他会場で見るより、ぜひとも豊洲で見ることをオススメします。
映画館単体としても、座席は広く、端の方でもスクリーンが見やすいしお勧めです。

この作品は完全にTV版視聴済みの方が対象です。TV版を見ていなければ理解できない作りですのでご注意を。

では感想を… まずは、なんと言っても ”juiz（ジュイス）” です、声しか出てこないのに何故か萌えます。 (*´∀｀*)
ストーリーは当然ながら完結してませんね… Orz
まぁ、当たり前ですが… 結論から言えば、後半３０分だけ見ればOKですね。
シナリオ的にTV版の半年後が舞台ですが、前半はその空白の半年や今までの状況整理で費やされます。
しかも、描写方法が話し合いや考察で展開されるので、テンポが悪いです。

前半は滝沢 朗が出てこず、森美 咲がメインで展開するので、TV版であったノブレス携帯を駆使した駆け引きや、スピード感なども殆んど失われていました…
コミカルな場面などを挟んで、テンポを保とうとしていますが、基本的に前半は観客に ”滝沢 朗の居なくなった半年間” を説明するだけなので、ぶっちゃけ面白く感じませんね。



しかし、滝沢 朗が出てきてからがこの作品の真骨頂！ 徐々にスピードアップしていきます。
さらに、滝沢が動くと共に周囲も動き出すので、俄然テンポが良くなってきます。つ～か、テンポアップが止らない！
テンポが上がるとギャグも面白く感じてくるのか、会場では声を出して笑う方もかなり居ましたね。

作画はさすがに、劇場版だけあって綺麗です。特に背景が素晴らしかった。
ただ、やはり動きのある場面が少なすぎましたね… 大スクリーンで見るには迫力不足ではありました。

音楽は最高です！ 特に最終盤のクライマックスのBGMは「川井節」全開で素晴らしいですよ！
シナリオ展開・演出の上手さとBGMが最高にマッチしていて、前後のあるキャラクターのやり取りをグッと引き立てています。OP/ED主題歌も共に作品のイメージを損なう事無く良くあっていますね。

キャラクターについては、とにかく ”Juiz（ジュイス）” に萌えます。この作品のヒロインはジュイスですね、間違いなく。次点で黒羽さん。
咲は相変わらずの、ギャルゲのヘタレ主人公的立場です。
今回は少し積極的に動くかと思っていましたし、序盤はそんな感じでしたが…
登場人物に関しては実はそれほどTV版と変わってません、明らかになっているセレソンはそのままのキャラだし、
ただし！ 一人強烈なセレソンが登場！！ 詳しく書くとネタバレなので書きませんが、かなりヤバいです…
滝沢、物部、辻、黒羽あたりが動き出す終盤は、それぞれの思惑が絡み合って、良い緊迫感が出てますし、ここからが本番ですね。

シナリオは… ぶっちゃけ、後半３０分だけで事足りてます… 序盤はホント苦痛かも。
ただし、その後半３０分はホントに面白い！ テンポが凄く良くて乗っていけるし、ギャグも面白い。
セレソン達が導き出した、それぞれの上がる方法… それが一気に走り出す終盤は見ごたえあります。
しかし、ホントに、ホント～にいい所で 「to be continued」 Σ(´∀｀；)
しかも、次回作が公開延期！？ マジで待ちきれませんよ！！

まとめると、次回作の「東のエデン 劇場版Ⅱ Paradise Lost」を観るには、今作の視聴は絶対です。
が、観るべきは後半３０分だけなので、そこに価値を見出せるかどうかですね～。
私はお金を払う価値はあると思いました、特に音楽が良かったですし。
あと、やはり豊洲で見たのも大きかったですかね、東京近郊の方は是非とも豊洲で見てください。

オススメ度　７点 （後半だけなら８点）

東のエデン オススメMAD ＜東のエデン【MAD】攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG +PLUS＞




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けんぷファー ep9 「Hochsommer -恋の熱帯低気圧-」 感想

けんぷファー -KÄMPFER- 第９話 「Hochsommer -恋の熱帯低気圧-」 感想です。

ナツルさんは、雫さんとのデートに続いて、今度は紅音さんとデートすることになりました。
あらまあ、モテモテじゃないですか。青春ですねぇ。
紅音さんはウキウキと計画を練り、そして、聞いてびっくり、泊まりがけでプールに行くことになったのです。
二人きりで！　もちろん私とセップククロウサギさんはついて行く気満々です、うふふ。
ま、皆さんのご想像通り、プールでは雫さんたちが二人を待ちかまえているんですけどねー。

画像はクリックで原寸大表示出来ます。（1920×1080）


『お前の信じた、お前を信じろ！！』 …… アニキ… (T_T) って訳で、第9話です。
折角のお泊りデートなのに、相変わらずの報われなさの紅音ちゃん… がんばれ！！
今回もパロディ満載で面白かったですね～ しかも水着回！？



しかし、ナツルは ”楓にだけ” 反応するんですかね… 『どんな地獄だ、これは～』 って天国でしょうが！ Σ(´∀｀；)
中学時代の沙倉 ”腹黒猫かぶり” 楓にどんな調教を受けたんだろうか？？



雫さまもデレモード全開なのに、なぜかイジめているようにしか見えませんねｗ
基本的には、紅音達と同じように、嫉妬したり、アピールしてるだけなのにｗｗｗ



愛情表現が分りにくいので、紅音とは別の方向で報われませんね… ナツルには疑われっぱなしだしｗ
キャラクター的にも、何でも完璧にこなしてしまうから、伝わらない部分が結構あるし。
前回も、お弁当は初めて作った （本を見てる描写があった、料理が得意な設定なら必要無いカットなので）
にも関わらず、完璧に出来てしまうので、定番の 『上手く出来なかったけど、一生懸命作ったから、食べてくれる？』 的な技が使えない！？ ナツルもさも出来て当然の如く食べてたし、報われないね… 雫ちゃんも…

しかも、あの3人の中では、一番独占欲が強く、さらに愛情表現のブレーキが利きにくいタイプですね！ 萌えますｗ

雫と楓って幼馴染で仲良し設定でしたよね？ イマイチ私には仲が良いようには見えないんですが…？
序盤から、かなり違和感を感じていましたね～。実は楓は雫の事が嫌いだったりね。



そして、ついに尻尾を出し始めた ”沙倉 楓” ！！ って視聴者にはバレバレでしたが…
１話の感想で腹黒キャラだったら萌えるのにな～ って書いていて、その通りだった訳ですが… 魅力を感じないorz
いやいや、これから終盤に掛けて、紅音や雫さまを抜いて 人気NO.1になるかも？ 今後の楓の活躍に期待です！
問題があるとすれば、ランカに悪役が出来るのか？ って事ですが… Orz

とは言え、尻尾をだした楓とか、白いケンプファーとか、動き出したシナリオとかは… ぶっちゃけどうでもイイですｗ
ひとえに、”美嶋 紅音” の出番さえあれば、私的には大満足です。
その点では、今回は満点でしたね～ ＼(^o^)／

では次回 第10話 「Falle -ひと夏の経験-」 今は夏休みって設定なんですね、このまま行くと夏休みで尺が終わってしまいそう… 副委員長の出番は果たして有るのか？？ つか、臓物アニマルズで1話作って下さい！！

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